用語をクリックすると説明文が出力されます。 ※随時掲載していきます。
遺産分割協議(いさんぶんかつきょうぎ)
遺産(相続財産)の分け方について、相続人の間で話し合う手続のことです。必ず相続人全員で行わなければならず、一部の相続人を除外した協議は無効となります。
戸籍(こせき)
日本における各人の身分関係を記録したもの。また、本籍地を管轄する市区町村役場において、戸籍に関する次の証明書を取得することができます。
【戸籍謄本/戸籍全部事項証明書】
戸籍に記録されている方全員の情報が記載された証明書です。※1通450円(札幌市内)
【戸籍抄本/戸籍一部事項証明書】
戸籍に記録されている方のうち、一部の方に関する情報が記録された証明書です。※1通450円(札幌市内)
【戸籍の附票】
同一の本籍地内での住所移転が全て記録された証明書です。※1通350円(札幌市内)
【除籍謄本】
戸籍に記録されている方が婚姻や死亡などの理由により戸籍から離れたため、現在は記録されている者がいなくなった状態の戸籍のことです。全部(謄本)・一部(抄本)が選べます。※1通750円(札幌市内)
【改正原戸籍】
法改正などにより作り直される前の戸籍のことです。※1通750円(札幌市内)
住民票(じゅうみんひょう)
日本における各人の住所、氏名、生年月日及び前住所などが記載されたものです。その他、本籍、世帯主名及び世帯主との続柄などを記載することもできます。
なお、住所地を管轄する市区町村役場において証明書(住民票の写し)を取得することができます。※1通350円(札幌市内)
【除票】
転出や死亡などで住民基本台帳から除かれたものを「除票」と言います。除票は、除かれてから5年以内でなければ発行できません。
※1通350円(札幌市内)
※なお、札幌市内では、大通り証明センターの他、各地のまちづくりセンターにおいても取得が可能です。詳しくは 札幌市役所ホームページをご覧ください。
推定相続人(すいていそうぞくにん)
ある人が亡くなった時に相続人になる見込みがある人のことです。実際の相続人は相続が発生してみなければ確定しませんので、あくまでその時点で亡くなったと仮定した場合の相続人のことを言います。
数次相続(すうじそうぞく)
相続が発生したあと、更に相続人に相続が発生することです。相続手続が完了する前に相続人が亡くなってしまうと、その相続人の相続人が最初の相続手続も行うことになります。
相続財産(そうぞくざいさん)
亡くなった方の財産のことです。「遺産」などとも言われます。
相続人(そうぞくにん)
亡くなった方の配偶者やお子さんなど、相続する権利を有する方のことです。
代襲相続(だいしゅうそうぞく)
例えば、親が亡くなった時に、親より先に子が亡くなっている場合、子に代わって孫(子の子)が相続人になります。このように、本来の相続人が相続することができない場合に、代わりに相続する権利を取得することを「代襲相続」と言います。
被相続人(ひそうぞくにん)
亡くなったご本人のことです。
法定相続人(ほうていそうぞくにん)
法律によって定められた相続人のことです。一般的に「相続人」と言う場合、法定相続人のことを意味します。
法定相続分(ほうていそうぞくぶん)
法律によって定められた、相続人が取得することができる相続財産の割合を示したものです。
相続人が複数いる場合、各自の法定相続分が問題になりますが、これは相続人の立場や人数によっても異なりますので、詳しくは当事務所までお問い合わせください。
遺言執行(ゆいごんしっこう)
遺言に書かれた内容を実行することです。例えば、甲さんの遺言に「Aは乙に相続させる」と書かれていた場合、甲さんから乙さんへ相続(名義変更)の手続をしなければなりません。このような手続を遺言執行と言います。
遺言執行者(ゆいごんしっこうしゃ)
遺言に書かれた内容を実行する人のことです。原則として、遺言で定めます。必ず定めなければならないわけではないですが、遺言執行者がいる場合、いない場合と比べて手続がスムーズに進むことが多いでしょう。