孫が相続人になる?【代襲相続】

孫が相続人になる?【代襲相続】 では答え合わせです!

さて、孫が子の代わりに相続人になる「代襲相続」というルールがあるのですが、子と孫がいる場合はどうなるのでしょう。

通常であれば優先順位1番の「子」がいる場合には、他の相続人は相続人になりません。
しかし、代襲相続人である孫は、「子の代わり」なので、順位としても子と同じ扱いになります。
そうすると、小太郎くんは、子である次郎さんと同じ優先順位1番で相続人になりますね。

ということで正解は(3)の次郎さんと小太郎くんが相続人、でした!

代襲相続人は本来の相続人と同じ権利がある。と考えていただければよいかと思います。

一般的に、孫は相続人にならないのですが、「代襲相続」があれば相続人になることもあり得ます。
子が先に亡くなっている場合、孫の存在と子の亡くなった時期まで確認するようにしましょう!

いかがでしたか?ぜひ他の問題にもチャレンジしてみてください!

答え

孫が相続人になる?【代襲相続】 では答え合わせをしてみましょう!

今回は源太郎さんが被相続人ですが、家族は孫の小太郎くんしかいないというケースでした。

通常、孫は相続人にはなりません。これは相続の優先順位を見ていただければわかるかと思います。
しかし、例外として、子が亡くなっているなどの理由により相続できない場合、代わりに孫が相続することになります。

これは「代襲相続」と言って、「本来相続人になるべき人の子」が代わりに相続人になるというルールです。

そうすると、今回は子の太郎さんが亡くなっており、相続することができないため、代わりに孫の小太郎くんが相続人になります。

ということで、正解は(2)小太郎くんが相続人 でした!

「代襲相続」という言葉は初めて聞いた方も多いかと思いますが、実際の相続の場面ではこのようなケースも少なくありません。
「子が先に亡くなっている場合は孫が相続人になる」ということを覚えておいていただくとよいかと思います。

ぜひ他の問題にも挑戦してみてくださいね!