相続のはなし～戸籍のしくみ⑤戸籍を特定する方法

掲載日：2022.07.16

戸籍を取得する際、必要としている戸籍を指定して取得するのですが、では、どうやって目的の戸籍を特定するのか、という問題があります。
戸籍は「本籍地と筆頭者」で管理されており、基本的に、本籍地と筆頭者を特定すれば、目的の戸籍を取得することができます。
ただし、本籍と筆頭者が同じでも、改正原戸籍（本籍と筆頭者が同じ別戸籍）があることもありますので、確実に目当ての戸籍を取得するためには、戸籍の種類まで特定する必要があります。
市区町村窓口では、「誰が記載されたものが必要か」「何に使用するか」など、取得間違いがないように担当者が確認してくれているようですので、しっかり事情を伝えるようにしましょう。
戸籍を取得する時は、どういった戸籍が必要なのかしっかり確認した上で請求することをお勧めいたします。

では、また次回お楽しみに！

司法書士たつみ