司法書士ならでは⑦～専門用語～

掲載日：2015.07.24

さて、様々な業種で使われる専門用語ですが、司法書士の世界にも特有の言葉があります。本日はその中から一部をみなさんにご紹介したいと思います。

例えば「遺言」です。普通は「ゆいごん」と読みますよね？しかし、司法書士は「いごん」と言います。
詳しい理由はわかりませんが、司法書士以外の法律家も「いごん」と読むので、法律家に共通の言葉のようです。

また、「判決書」は「はんけつがき」と読みます。
これは、裁判所が作成する判決書や決定書を総称して「裁判書」ということから、「書」を「しょ」と発音すると裁判所と混同して紛らわしいから、という理由のようです。
確かに、「さいばんしょ」から「さいばんしょ」が届いた、という会話もあり得ますからね。
これは司法書士などの法律家だけでなく、裁判所の職員さんなんかもこのように発音されます。

もちろん、みなさんは気にせず「ゆいごん」「はんけつしょ」と言っていただいて大丈夫です！
むしろ専門家の方が気を付けて普通の読み方をするべきですよね。

なるべくわかりにくい言葉は使わないように気を付けたいと思います！