お悩み解決!②~エンディングノート~
掲載日:2015.04.15
最近よく聞くようになった「エンディングノート」ですが、遺言と何が違うのかとお思いの方も多いのではないでしょうか?
そこで、遺言とエンディングノートの違いを簡単に説明したいと思います。
まず、「遺言」は民法に定められている法律行為です。そのため、しっかりと作ればその内容には法的な効力があるのです。ちなみに、作成方法も法律で定められています。
これに対して「エンディングノート」は法律の裏付けはなく、単なる「メモ」または「日記」という位置づけになります。作成方法も特に決まっていないので、本やネットを参考に自由に作って構いません。
やはり、遺言と聞くと今でも大げさなイメージがあるのかなと思います。そんな中で、気軽に作れるエンディングノートというものが広まってきているのではないでしょうか。
ただ、エンディングノートには法的効力がないので、作ったからと言って安心せず、あくまで「終活のきっかけ」と捉える方が良いかと思います。