相続のはなし~戸籍や印鑑証明書の期限?~
掲載日:2017.01.20
通常、相続手続を行う際は、戸籍謄本や印鑑証明書が必要になります。
ただ、相続手続を一部失念し、後日手続する場合など、最初に書類を取得してから時間が経っていることがございます。
戸籍や印鑑証明書は、「期限がいつまで」と決められているわけではないのですが、銀行さんなどの金融機関では、3カ月以内のものを求められることが多いですね。
印鑑証明書以外に関しては、3カ月以内でなくても大丈夫というところもあるようですが、あまり昔のものですと、現在の記録と異なっていることもありますので、なるべく最新のものを使用した方がよいでしょう。
このようなことを避けるためにも、できれば一度ですべての相続手続を済ませたいですね。
なお、原則として、戸籍等の原本は返還してもらえますので、金融機関さんの数だけ証明書を用意しなければならないというわけではありません。
ただ、同時に複数の手続を行うために、余分に用意するというのはよいかもしれませんね。
では、また次回お楽しみに!
司法書士 たつみ