雑談ブログ～以下？未満？～

掲載日：2017.03.16

さて、本日は少し日本語についてのお話です。

日常でもよく使用する「以下」「未満」といった言葉。ただ、似ていても少し意味が違うことをご存知でしたか？

「以下」はある点よりも小さい、ということですが、これは、その「ある点」を含めているので、２０歳以下と言った場合は２０歳の人も含みます。
一方、「未満」は、ある点を含めないので、２０歳未満と言った場合、２０歳を含まない、１９歳より若い人という意味になります。１９歳以下と同じ意味ですね。

ちなみに、同じように、ある点よりも大きい、という意味で、「以上」と「超える（超過）」という言葉がありますが、これはそれぞれ「以下」「未満」と同じ使い分けがされます。
ある点を含める場合は「以上」、ある点を含めない場合は「超える（超過）」ということになります。

意識せずに過ごしている方が多いかと思いますが、この意味の違いで行き違いなどになる可能性もありますので、少し注意して確認してみるとよいのではないでしょうか。

では、また次回お楽しみに！

司法書士　たつみ