マニアック法律知識~成人してもお酒が飲めない?~
掲載日:2016.02.16
日本では、「20歳(ハタチ)から成人」というのはご存知かと思います。
その理由は、民法で「年齢20歳をもって、成人とする」と定められてるからなのです。
しかし、実は、「未成年者が婚姻をしたときは、これによって成年に達したものとみなす(民法第753条)」というルールがあり、実際には20歳未満でも成人したことになります。
ただ、これはあくまで民法上の話(契約をする場合など)で、喫煙や飲酒についてはまた別の法律で定められているので、適用されません。
つまり、婚姻によって成人とみなされた方は、たばこを吸ってはいけないし、お酒を飲んでもいけません!
お酒を飲めない成人がいるという。何だか不思議な話ですよね。
では、また次回お楽しみに!