登記のはなし⑧~名義変更に税金が必要?~

掲載日:2015.12.11

cba1c0fc252c06195037e7eff5b4d820_m相続や贈与によって不動産(家・土地)の名義変更を行う場合、登録免許税と言う税金が必要になります。
これは、相続税や贈与税などとは別のもので、単純に名義変更そのものに必要な手数料のような税金です。
名義変更を行うときは、法務局に税額分の収入印紙で収めます(原則)。

ただし、登録免許税は、名義変更を行う理由によって税率が異なるのでご注意ください。

例えば、相続の場合は不動産価格の1000分の4という税率ですが、贈与の場合は1000分の20、という具合です。
不動産の価格は、毎年不動産の名義人に送付される「納税通知書」や「課税明細書」という書面で確認することができます。

また、特例などにより免許税が減免されることもありますので、実際に名義変更を行う際は確認が必要です。

ご自身で計算される際は、こちらのページを参考にしていただくとよいかと思います。