成年後見のはなし~施設はどのように選ぶ?~

掲載日:2017.07.13

被後見人であるご本人さんは、介護が必要な方であることが多く、また、すでに何らかの施設に入所している、もしくは近い将来施設に入所する見込みの方が多くいらっしゃいます。

ただ、「施設」とは言っても、様々な種類がありますので、入所に際しては、どのような施設が適切なのか検討する必要があります。
代表的なところでは、特別養護老人ホーム(通称:特養)、介護老人保健施設(通称:老健)、有料老人ホーム、グループホームやサービス付高齢者向け住宅(通称:サ高住)などがあります。
・・・たくさんありますね。
施設を選ぶ際、後見人やご家族が判断に悩む場合は、地域包括支援センターや介護予防センターなどの相談窓口がありますので、相談した上で、適切な施設を探すとよいでしょう。
また、すでに施設に入所している場合は、施設に所属している介護支援専門員さん(ケアマネージャー(通称:ケアマネ))に相談することもできます。

最近では、施設の種類も数も多くなりましたので、選択肢は確実に増えています。
しかし、「どのような施設が適切なのか」ということになると、なかなか判断がむずかしい部分もありますので、介護の専門家に協力をお願いすることも必要になるでしょう。

※地域包括支援センター、介護予防センターについて詳しくはこちらをご覧ください。

では、また次回お楽しみに!

司法書士 たつみ